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2015年3月21日土曜日

85mm Single focus lens の魅力  NikonD3S Carl Zeiss Planar T* 1,4/85 ZF.2




















The rain falls Thursday
最近は決まって雨降る木曜日

この日はフラリと江ノ島奥の駐車場まで



Porsche 911 Carrera S  3,8
997 3,8 Blue Metallic LH 6MTで出掛けました。

単焦点マニュアルフォーカスレンズの魅力。
こんなブログタイトルの書き方ですと
マニュアルフォーカスレンズが素晴らしくて、
便利なオートフォーカスズームレンズが全然素晴らしくない
と勘違いされてしまいそうですが、
実はそうではありません。

オートフォーカス ズームレンズは便利で楽で、
しかも構図もアングルも動かずとも自由自在なのです。
最近のレンズは特にズバ抜けて高性能ですから驚きです。
メーカー推奨の純正レンズなんかは、
相性も良く大きなメリットが御座います。
操作もスピーディーで簡単イージー
ミスショットやピンボケの間違いが少なく
妙な癖も少ないのですから製品としても優秀なレンズなのです。
ピントも素早く的確で不満な点も少ないのですから、
これぞレンズとしての魅力を総合的に考えれば、
オートフォーカス ズームレンズには敵いません。

Single Focus 

まずは単焦点マニュアルフォーカスレンズは
ご存知の通りピント合わせが非常に面倒なのです。
しかもピントの山も掴みにくくさらに合わせにくくて、
肉眼の調整や視力の問題も含めてピンズレが発生します。
合っているようで実はブレている微妙な調整が難しいと思われます。
ヘリコイド式の筒を指でネチネチと回しながらピントの山を探るのですが、
これが結構癖が強くて想像以上に時間が掛かります。

走っているクルマなんかにピントを的確に追従させるのは
これはもうある意味至難の技なのかも知れません。
目でピントを合わせても実際はピンボケ写真が多くて困ります。
このPlanar  85mm/F1,4の前は100マクロを使い続けておりました。
癖がありすぎてキチンと馴染ませるまでには多少のキャリブレーション作業、
つまりは機械と指先と思考回路を根本から同調させるまでに、
多少の慣らし運転「数時間程度の練習ショットの慣らし」が必要なくらい、
強烈に癖のあるのが85mm単焦点レンズなのです。

面倒臭い癖のあるレンズで偶然にも綺麗に撮影できた時に、
錯覚から来る大きなギャプの賜物でしょうか?
小さな嬉しさのようなものが内面からジワジワと込み上げて参ります。
簡単に綺麗な写真が連発撮影しても当たり前のように
どんどん撮影出来てしまうオートフォーカスズームレンズとは
まさに反対方向に位置する異端児的な存在なのです。
癖があるが故にオートフォーカスでは得られないような気持ち良さが御座います。

被写界深度を比較的浅く柔らかく近距離をぼかしていくような、
暗めローキーなタッチで撮影するにはこの単焦点の85mmはそれなりに重宝します。
接写が可能なマクロレンズとは違って最低撮影距離が稼げず寄れない、
それなりのデメリットも確かに御座いますが、
レンズとしての魅力がそれを遥かに超えてくれますからそれはそれでご愛嬌。




NikonD3S

Carl Zeiss Planar
T* 1,4/85 ZF.2
Photo by Toshifumi Kako